2016年8月17日水曜日

991.「記憶の渚にて」 白石 一文 角川書店

非常に長い(489ページ)物語ですが、倦むことなく最後まで一気に読めました。

死と記憶がテーマとされているように感じました。

そのテーマを明確にするために、新興宗教が舞台となっているのでしょうか。新興宗教を舞台とすると、生と死、思想を語りやすくなるように思います。

人間関係が密接で、複雑なので混乱しますが、それが重要な要件ともなっています。