2017年6月7日水曜日

1169.「世界大乱で連鎖崩壊する中国 日米に迫る激変: EU分裂、テロ頻発、南シナ海紛争…」 宮崎 正弘

日本は「民泊」を無造作に増やそうとしていますが、ベルリンでは完全に禁止されたそうです。
理由は、テロリストの拠点となったり、不法移民の巣となったりしたためです。
そういったことも議論せず、日本は遅れているとして「民泊」を推進するのは、安全保障面で大きな脆弱性を抱えることになります。

また、金融市場については、市場情報が外国発信の情報に操作されているという指摘も的をエています。「機関投資家」の意見が取り上げられますが、機関投資家=ウォール街であるため、ウォール街の投資家が自分の意図にあった情報を流すと日本の投資家はまんまとその情報に動かされてしまいます。

アメリカは歴史が浅いので「中世」を経験していないゆえに武士道も騎士道も分からないという指摘も納得がいきました。だから、無礼で乱暴でマナーを知らず世界の常識に従いません。道徳心が欠落した中国人と気質が似ているとう渡部昇一氏の言葉はその通りだと思いました。