2018年4月10日火曜日

1204.「複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考」 木部 智之

本書を読んで、ここ最近の問題が解決しました。それは、「3C、SWOT、PPMが日常の問題解決に有効なのだろうか?」というものです。

これらは、どうも、問題解決の過程で生まれたものではなく、大手コンサルティングファームがクライアントに高い費用を納得させるためのプレゼン用のフレームとして生まれたようです。

それが、問題解決ツールとして紹介されて広がったようです。そのため、これらを使いこなして問題解決している人は少なく、使っている人は結構強引に押し込めて使っていますが、他のフレームでも答えが出るように感じていました。

本書は、フレームの軸をたった2軸に限定し、マトリックスタイプ、4象限タイプ、グラフタイプの3つのフレームに分類しています。そして、どれを使ったらいいか悩んだら、マトリックスタイプを使います。

非常にシンプルでわかりやすく、問題解決に実際に使える実践的な方法です。